花粉症・アレルギー性結膜炎の治療
花粉症・アレルギー性結膜炎とは
花粉やハウスダストなどのアレルギーの原因となる物質が目の表面に付着することで、結膜に炎症を引き起こす病気です。
花粉症・アレルギー性結膜炎 の症状
以下の症状がある場合は、ご相談ください。
- 目がかゆい
- 充血
- 目の腫れ
- 目がゴロゴロする
- 涙や目やにがでる
- 目がかすむ
- 目がまぶしく感じる
花粉症・アレルギー性結膜炎の治療
当院では患者様の症状に合わせて、お薬の処方を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
花粉症の初期療法
特にスギ花粉によるアレルギー性結膜炎は、毎年、非常に多くの方が発症します。つらい症状は集中力を低下させるなど日常生活に大きく支障を来すこともあります。しかし、花粉を回避しながら薬剤を上手に用いて治療を行えば、症状をコントロールすることができます。当院では、初期療法に力を入れており、花粉が飛び始める約2週間前から点眼や内服を開始することを推奨しています。
初期療法によって、花粉症が発症する期間を短くし、症状の軽減を行うことができますので、花粉が飛散する前に早めの受診をおすすめします。
日常生活における花粉症セルフケア
花粉を体に触れさせないことが大切です。インターネットやテレビの天気予報で花粉の飛散状況を確認し、飛散量が多い時には外出を控えるるようにしましょう。外出する際にはマスク、メガネ、花粉を落としやすいコートの着用を心がけてください。具体的に日常生活でできる対策方法を以下にご紹介いたします。
- メガネをしましょう。ゴーグル型のタイプがおすすめです。
- マスクをしましょう。立体型の鼻と頬の間に隙間ができないタイプがおすすめです。
- 帽子を着用しましょう。つば付きの帽子がおすすめです。
- ウール素材の衣類を避け、表面がツルツルしたナイロン製のコートを着用しましょう。
- 建物に入る前に花粉を落とすようにしてください。ドアを開ける前に落とすことで室内に花粉を持ち込まないようにしましょう。
- 外出から帰った時には、うがい、手洗い、洗顔をしましょう。シャワーを浴びるのも効果的です。
- 室内にいるときは、窓やドアをできるだけ閉めましょう。換気の際は少し窓やドアを開けるようにしてください。
- 部屋の掃除をこまめに行いましょう。その際にもメガネやマスクを着用するようにしましょう。
- 空気清浄機で室内の花粉の除去を行いましょう。
- コンタクトレンズの方はメガネに変えましょう。コンタクトレンズに付着した花粉が長時間目に触れることを避けるためです。
その他にも十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事、タバコを控える、適度な運動をすることも症状を和らげることになりますので、日常生活で心がけるようにしましょう。